トクシィの水都巡り「犬飼農村舞台」

2017年11月29日 [ ニュース ]
11月3日の奉納公演の様子

11月3日の奉納公演の様子

徳島市の南西部、八多町の五王神社の境内にある『犬飼農村舞台』は、明治6年(1873)に建てられた舞台です。
農村舞台とは、江戸時代から明治時代にかけて、人形浄瑠璃などの様々な芸能を、鑑賞するだけでなく自らも参加して楽しもうと、村人が力を合わせて造り上げて維持してきたもので、徳島県には全国の15.6%にあたる209棟の舞台が残っています。中でもこの犬飼の農村舞台は、平成10年12月に「国の重要有形民俗文化財」に指定された大変貴重なもので、その大きな特徴は、物語に応じて舞台を変化させる〝昔のままのからくりが原型に近い形で残されて〟いることです。
それは、8~9人の氏子さんが手動で130枚あまりの舞台襖を自在に操って42景の背景を景色や動物、花、文様などに次々と変化させていく「襖(ふすま)からくり」で、舞台中央奥には襖からくりによる千畳敷を創り出すための「奥千畳場」が設けられています。からくり場の下方には、地面を40cmほど掘り下げて作った、徳島では唯一の「舟底楽屋」があり、舞台裏空間を確保するなどの工夫がされています。「襖からくり」「船底楽屋」はともに全国的にも非常に珍しいものだそうです。
そんな〝ここでしか見られない〟阿波人形浄瑠璃と襖からくりを一目見ようと、毎年11月3日に行われる奉納公演には、県内外から多くの見物客が訪れています。

場 所  徳島市八多町八屋67-3 五王神社境内(※Google Mapへリンク)

◇関連リンク
犬飼の舞台(スポット・メニュー)
犬飼農村舞台徳島市公式ホームページ

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